我が家の離乳食事情②

こんにちは、およめです。

 

今回はまったく食べない離乳食を食べるようになったきっかけについて。食べない子もきっといつか食べる日がくるから大丈夫。

 

娘が我々の食べ物に興味をもったきっかけ。それは、実母の襲来だった。

確か生後10~11ヶ月ごろ。

実母は若かりし頃に料理教室の助手をアルバイトでした経験があり、料理作りは苦じゃないタイプ、つまり私と真逆。朝ごはんから全力でテーブルに料理が並ぶタイプの人。

実母のご飯の思い出はまた別の記事で書きたいと思う。

 

そんな実母。娘の拒否っぷりには寛容だったが、

「あんたちゃんと作ってんの?」「レトルト高いんちゃうん?もっと頑張れば~?」

とかなんとか冗談交じりにチクリと針くらいは刺されていた。地味に痛い。

お願いです、これ以上責めないで(笑)

 

ここで先に明記しておくが、実母の料理に興味を持ち、実母の作った離乳食を食べたわけじゃない。娘は試しに作ってくれた離乳食を全力で拒否したのだから。

 

では何だったのか。それは、お土産に持ってきてくれた「イチゴ大福」と私が実母の好物として用意していた「ハーゲンダッツのバニラアイス」だ。

食べさせたんかい、と思われるでしょう。その通りでございます。

私じゃないです、実母です。

 

それは食後のこと。孫には離乳食を全力拒否され、そのかわりに娘(私)が手料理に舌鼓をうち完食。娘も乳にご満足した様子。そろそろデザートいこか、とほっこりしていた時のこと。

「娘ちゃん、イチゴなら食べるんでしょ?これ食べてみる?」と超軽いノリで大福のイチゴ部分(もちろんあんこ付き)を食べさせたのだ。

これ義母だったら怒り心頭してたかも(笑)そして調子に乗ってアイスクリームまで舐めさせていた。おかげで娘はお高いアイスしか食べない。

 

それはさておき、まともに食べていなかった娘がその日を境に一応ご興味をお示しになられたのだ。もはやショック療法。良い子はマネしないでください、とテレビならテロップが付きそう。

世の中、美味しいもんもあるもんやな、とでも思ったのだろうか。

 

あと考えられる要因が1つ。というか、こっちの方が大きいかもしれない。

なにかとういと、

母乳だけじゃ単純に空腹が満たされなかった説。仕方ない、食べるか、的な。

 

あの頃の娘は、ほぼ食事をすることなく、「チチヨコセ」と速攻で離乳食を全力拒否し、我が胸にむしゃぶりついてきていた。おかげで1歳を前にしても超頻回授乳。昼夜問わず軽く10回くらいしていた。よく耐えた、私。

お腹を満たすためにも食べねばと思ったのかもしれない。本人に聞けないので、実際のところは分からないけど。

 

そして興味が出てきた頃には前歯も4本あったし、奥歯も生えてくる気配が漂っていた。体の準備もできたのかもしれない。それに、1歳前後となれば離乳食というより、割と大人と同じようなものも徐々に食べられるようになってくる。ドロドロのお粥から柔らかく炊いたご飯に、ペースト状だった野菜は細かく刻んだくらいに、味付け無しから薄味に・・・。親も準備がちょっと楽になり、「娘、これちょっと食べてみる?」と薄味なら同じ食事を与えることも可能。

 

その後、すぐに授乳回数が減ったわけではない。1歳を過ぎても8回くらい授乳していたと思う。ただ、ある日を境にぱったり飲まなくなった。たしか1歳半くらい。理由は不明。

そのかわり、人が変わったようにごはんとお菓子を食べるようになった。どんな感じかは、また別の記事で。

 

頻回授乳から急な卒乳をされ、私は乳しぼりを忘れられた乳牛の気分を味わわされた。搾乳機でも追いつかず、数回助産師さんに乳のマッサージをしてもらっている。急な卒乳タイプは珍種らしい。娘、クセ強いのか?で、その時の雑談の中での言葉が超心に響いた。

 

「子育てはあせらなくても大丈夫。」